働き方インタビュー

INTERVIEW 03

お客さまとの信頼関係構築の一端を担いたい

営業担当者のサポート全般を担う

―大野興業に入社したきっかけは?

営業職の経験を活かして営業事務の仕事をしたいと考えていて、大野興業と出会いました。入社の決め手は、労働環境の良さ。商社というと、夜遅くまでオフィスにいるなどハードワークのイメージを持たれがちですが、当社には原則として残業がありません。部門を問わず、ほぼ全社員が定時の18時に退社します。

役員を含め、ほとんど全員が営業パーソンとして複数の顧客企業を担当しており、お客さまとの信頼関係を第一に仕事をしています。お客さまからの急な相談やトラブルへの迅速な対応も求められます。ともすると勤務時間が長くなってしまいそうですが、そのタイムマネジメントの徹底ぶりに、入社当初から驚かされました。

確かに、面接の過程で、社員の人柄に惹かれたのは大きかったかもしれません。創業120年の老舗企業で社員の平均年齢が高く、女性社員が少ない環境に少々不安はありましたが、それ以上に社員の温かい対応に安心させられたのを覚えています。

お客さまの新製品開発を支える「提案型営業」

―日々の業務内容は?

営業担当者のサポート業務全般です。大野興業の取り扱う素材は鉄・非鉄・樹脂製品と多岐にわたりますが、大西さんが鉄(鉄鋼・特殊鋼)を中心に担当していることから、私も日々の業務では鉄に関わることが多いですね。お客さまごとに必要な素材・製品をメーカーに発注する業務、それに付随して発生する伝票処理業務。また、納品までのお客さまとのやりとりも行います。

入社後は、鉄ビジネスの商流を理解するところからスタートしました。例えば「鉄鋼商社」と一言で言っても、一次商社と二次商社では取引先や業務範囲が全く違う。業界における大野興業の位置づけから、大西さんにレクチャーしてもらいました。最初の1カ月は、教わったことをノートにまとめるのに必死でしたね(笑)。

営業も営業事務も、めざすのは「Customer Delight」

―業務において心がけていること、やりがいを感じることは?

伝票処理をはじめ、数字を扱う業務が多いので、とにかくミスや狂いのないようにすることですね。伝票を打ったら、自分で二重・三重にチェックします。私以外にチェックする人はいないので、責任は重大です。

また、ほかの社員に倣って、お客さまの要望にはできる限り応えるよう努めています。納期直前のタイミングで「納期を当初予定より早めてもらえないか」といった相談がくることも。どんなに難しい要望でも、どうにか応えられないか、まずは動いてみるようにしています。メーカーや加工工場に連絡して、現状を確認したり、「納品物を、どうにか一本早いトラックに積んでもらえないか」などと交渉したり…。言いづらいことも多々あるものの、お客さまのために最大限の努力はしたい。最近は、メーカーや加工工場に対して、徐々に率直に相談できるようになってきました。

―大野興業の魅力とは?

お客さまと営業担当との「絆」というか、信頼関係でしょうか。お客さまは、大野興業と長年にわたってお付き合いくださっている企業がほとんど。これは、営業担当者のコミュニケーションの賜物なのだろうと思います。

鉄ビジネスの基礎知識、営業事務の基本業務もそうですが、新しい知識やスキルを身につけることに、手応えを感じています。私は大西さんのほかに複数の営業社員のサポートを兼務しているのですが、その業務内容には貿易事務も含まれていて。まったくの未経験領域ですが、学ぶ姿勢を大切に日々奮闘しているところです。

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